心に遭遇☆発信したいこと☆

その時々の様々な発信を綴ります

私のお母さん

お題「#この1年の変化

改めて、思うこと

母は、私にとって、
かけがえのない存在で
大好きすぎるくらいの人でした。


働きもので常に仕事をしていた母

幼い頃に目にしていた
内職している母の姿も覚えています。


とても美味しかった、母の手料理

冷凍食品なしの手作りお弁当も、
手作りおやつも

どれも、本当に美味しかったです。


そんな母は
認知症をわずらい、要介護5になり
在宅介護に至りました。


ひとつ、ひとつ、
できなくなっていった、その過程は

本人にとって
どれくらい、不安で、悲しいこと
だったんだろう?

当初のあの頃の私は
そんな母の状況を理解できてなく

そんな母に、寄り添ってあげられて
なかったことを覚えています。

母が口にした言葉

涙を浮かべながら呟いていた母
『だって、わからんのだもん…』って

あの時、
それでも気がついてあげられてなくて

そのことを思い出す度に、
自身の残酷さを悔やみ痛感して
自身の心を張り裂きたくなるくらいに
後悔の念にかられて、涙あふれます。



そんな母から学んだこと
母が身をもって、教えてくれたことは

『ありがたさ』だと思っています。


話すことができること
食べることができること
手で物をつかむことができること
足で立って歩くことができること
手足を動すことができること
排尿、排便ができること
入浴ができること


普通にできていることに対しての
『ありがたさ』に気づかせてくれた母


そして
頑張ることの大切さを教えてくれた母


そのふたつのことを
母が身をもって教えてくれた一番は
『食』を通してでした。

何度も医療関係者からの無理判定を
くつがえし食べてくれていました。


飲食以外にも
椅子に座っていてくれたこと
車の助手席にも乗っていてくれたこと
車椅子にも座っていてくれたこと


全て、私のために、
頑張って生きていてくれたんだと

私のために、そばに居てくれたんだと

最後の最後まで、懸命に、
私のために、生きていてくれた母に

改めて、今また、感謝しています。


私の母は、そんな、自慢の母です。


私と父のことは、
最後まで、わかっていてくれた母

お母さん、ありがとう。嬉しかったよ


そんな母が
一番最後まで、口にできた単語は
『ありがとう』でした。

お母さん、なんか、お母さんらしいね



お母さん、

大好きな、お父さんと、
安らかに楽しく過ごしていてね。


お母さん
一緒に過ごさせてもらっていた空間は
本当に幸せでした。ありがとう。